タカラノ書庫より。

こんにちは、こちらタカラノ書庫です(ノ´∀`*) といっても書物らしいものはありませんが、自由な個人ブログとしてゆっくりしていってください。

文字を書くのが苦手だったり、連載を続けることが難しかったりする人にピッタリなのが、SS投稿サイト。ショートストーリーが主流なので、思いついたネタを短期完結でじゃんじゃん書き込んでいこう!

15 5月

甘酸っぱい小説に色を添える金魚

Posted in 深いところへ on 15.05.16 by Merlyn

数年前のある夏のことです。粋で趣のある街を訪れました。古きよき日本文化と現代の斬新でかつ新しい文化がいい具合に絡み合っている街でした。ここ数年、夏にはテナントが入ったビルで金魚をテーマにした水族館が開催されます。浴衣で来場すると安く入場できるという特典もあることから、和の装いをした女性の姿を多く見掛けたものです。色とりどりの浴衣を思い思いに来ている姿はとても美しくて、見入ってしまいます。そして浴衣も去ることながら和をモチーフにした水槽とライティングの中で泳ぐ金魚達の姿もまた粋で美しいものでした。縁日などではお目にかかることの出来ないような品種のものを見ることが出来て、取り分け出目金はとても可愛い顔をしていたものです。
金魚の柄は和小物などにも使われており、日本人と深い縁があります。扇子や手ぬぐいなどで目にしたことがある人も多いでしょう。そしてこの魚は日本文学の中にも時折登場します。以前読んだ昭和中期に執筆された短編作品ではとてもよいスパイスとして書かれていました。若き編集者の女性と中年小説家の甘酸っぱい恋愛と供に小さな水槽で泳ぐ金魚の姿が、この作品の世界を現しています。
昨晩この小説を読み返してみたころ、切なくも心が初々しい気持ちになりました。そして、また美しい金魚達を眺めたいという感情が生まれました。

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17 4月

本好きな友人から聞くお薦め作品

Posted in 深いところへ on 17.04.16 by Merlyn

私には読書好きな友人がいます。学生時代に本屋でバイトをしていた経験を持つ人や、大人にった今でも単行本や文庫本を肌身離さず持ち、空いた時間は読書をする友達も少なくありません。こうした友人からお薦めの書籍を教えてもらうことはとてもよい情報交換ができるものです。そんな気の置けない友のなかでもいつもユニークな本を紹介してくれる女性がいます。彼女は学生時代には文芸部に所属していたこともあり、日本文学の名作から歴史小説、酒飲みの随筆など幅広いラインナップの本を、年を重ねた今でも楽しんでいるようです。先日一緒にお酒を飲んだ時のこと、長編の歴史小説がいかに面白いかを熱く語っていました。現代社会では生きることが難しいのではないかと思うほどに筋が通った主人公の生き様は聞いているだけでも胸が熱くなります。そして私もこの長編小説をぜひ読んでみたいという願望に駆られました。そんなに面白い歴史小説にどこで出会うことが出来たのかを知りたくて尋ねてみたところ、行きつけの飲み屋のお客さんからのレコメンドであることが分かりました。どうやらその赤提灯系の飲み屋さんには渋い感性を持った人々が多く集まるようです。
今まで出会ったことのない分野の書籍に出会うことはとてもワクワクするものです。私も彼女を通して新しい世界へ足を踏み入れることができそうです。読書好きな仲間から得る情報は越大だと感じました。

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20 3月

当たり前のかわりに、ありがとう

Posted in 深いところへ on 20.03.16 by Merlyn

こないだどこかで目にしたのですが、小説家に「たくさん話を書けてすごいですね」というのは褒め言葉にはならないそうです。彼らにとっては書けることが当たり前なので、何を今更そんなことを、ってなるんですって。でもその記事を読んだとき、私は本当にそうだろうか、と思いました。
たとえば私には子供時代から通っている病院がありますが、先生に「すぐに病気がわかってすごいね」と言ったことがあります。先生は笑いながら「医者だからね」と言いました。でもその表情は苦笑ではなくて、ちょっと嬉しそうだったんですよ。それにスーパーの店員さんも、そうです。細かく袋詰めしてくれたので「丁寧にありがとうございます」と言ったら「とんでもないです」と笑ってくれました。彼らにとっては仕事だから当たり前だと思うんです。でもそう思うまでには時間も経験も気遣いも必要でしょう。そういういろんな努力を全部含めて一言でまとめたのが「すごいね」という言葉になっていると思うんですよね。
だから、できて当然というのは勿体ないです。だってきっとお互いにそれを褒め合えば、世界はもっと優しくなるでしょうから「当然」のかわりに「尊敬します」「ありがとう」を使うことができたら、最高だと思います。

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05 3月

国境を超える音楽というもの

Posted in 深いところへ on 05.03.16 by Merlyn

部屋を掃除していたら、大昔に買ったCDが出てきました。アニメのキャラクターソングです。懐かしいなあと思いながら聞いているのですが、音声というのは不思議ですね。当時見た作品の場面やそれに関する思い出が、一気に脳裏によみがえりました。これはキャラソン以外の音楽でも同じことが言えると思います。映画に使われている特徴的なメロディは、誰でもその作品を思いだしますもの。映画自体の名前がわからなくても、曲だけは知っているなどというものも私にはあります。
だからこそ、音楽は言葉を超えるなどという人がいるのでしょうね。小説などは文字なので当然その国の言葉がわからなければ理解できないけれど、メロディは違います。ドの音はどこの国でもドの音で、楽器が違ってもそれは同じなんですもの。世界各国どんな人が演奏しても、同じ曲を奏でられるなんて、楽譜の中身が一緒だから当然ではあっても、やはりすごいと思うのです。
でもこんなことを言い始めたらきりがないかもしれませんね。美味しい食事も美しい絵画も国境を超えます。それに小説だって今は翻訳されて、容易に外国に旅立ち、または日本にやってきます。なんて素晴らしい異文化交流。世界は広いけれど、こうして繋がっているのですよね。

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19 2月

片付けのタイミング

Posted in 書庫から on 19.02.16 by Merlyn

先日、部屋に溜まっていた紙類をまとめて処分しました。なにかの役に立つと思ってとっておいた資料や新聞の切り抜きを、中身をチェックしてから手放す……と書くと大したことではないように思えますが、量をためてしまったので、かなり苦労しました。やはり片付けはマメにしないといけませんね。
そんなことを言ったら友人が「私は引っ越して以来、本棚を整理してないよ」と言っていました。そのときはとにかく早く片付けなければと適当に書棚に並べたということで、今でも何がどこにあるのかわからない状態なのだそうです。引っ越し以降に購入したものはきっちり綺麗に置いてあるらしいのですけどね。ちなみに転居したのは二年ほど前の話です。段ボールにしまったままのものもあるとのことで、もう本当にどこから手を付けたらいいかわからないと苦笑していたので、とりあえず、我が家にある収納の本をプレゼンとしました。
しかしこういったものを読んでも、なかなか同じようにはいきません。真似をしているはずなのにしっかりできないのは、やはり思いきりが足りないのでしょう。そろそろまた、片付けに関する本を読み直して実行する時期がきているのかもしれません。思い立ったが吉日、チャレンジしなくては。

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04 2月

外国旅行で出会った本

Posted in 深いところへ on 04.02.16 by Merlyn

以前外国の本を読んだときに地名がわからず、大きな世界地図を買いました。それをぼんやり見ていると、実際はこれが平面ではないのだよなあと、とても不思議な気持ちになってきます。私たちが今住んでいる土地は広い海を挟んでたくさんの国と繋がっていて、その先には外国語を話す人達がいて……と頭ではわかっているのですけどね。実際飛行機に乗って海外に行ったこともあるのに、なんとも面白い感覚です。
その旅行で私は、英語で書かれたペーパーブックを買いました。派手なイラストが気に入ったんです。でも残念ながら、もう題名は忘れてしまいました。記憶に残っているのは、派手な青色の表紙と、赤い文字で題名が書かれていたこと。あとは白くてもこもこの生き物が描かれていた事です。犬だったのか猫だったのか、それともまったく違う生物だったのか。何年も前のことなので、もう曖昧になっています。
その本は英語の勉強をするという年下の友人にあげてしまいました。彼はそれをしっかり役立ててくれたかしら。時々ふっと、そんなことを考えます。もしいつかまた同じ国に行くことがあったら、青と赤の派手な本を……さすがに見つけられはしないでしょうね。記憶の中で楽しむことにします。

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20 1月

本を活用しておしゃれインテリア

Posted in 書庫から on 20.01.16 by Merlyn

本を読むことを日常的におこなっていると、部屋にたくさんの書籍が増えるものです。読書好きにとってこれは嬉しいもので、今までよんだ作品達を棚から取り出して読み返すこともしばしばです。
私の読書好きな友人は築年数40年のアパートに住んでおり、収納が自由自在に出来る押入れがあるそうです。彼女はその押入れの一画を本棚として活用しており、洋服が吊るしてある横には様々なジャンルの本が並んでいると言っていました。以前、彼女の家に遊びにいったところ、そんな素敵な押入れを見せていただきました。それはたくさんの数の書籍が並んでいて心がワクワクするものでした。少年マンガや小説、個性的なミュージシャンとアーティストが繰り広げる対談集などもありました。おしゃれな装丁の本も多いので、押入れの一画の棚がとてもおしゃれに感じられたものです。
彼女の部屋を訪れてからというもの、私も部屋の書籍達を活用してユニークでかつ自分らしい部屋を演出したいと考え始めました。そんなある日、海外ファッションブランドが出店したインテリア雑貨のお店で素敵なブックラックを見つけたのです。竹で出来た黒いラックで、一目惚れして早速購入しました。今では私の部屋の一画に置いてあります。そのラックにはお気に入りの本を入れており、いつでも読みたい時に棚を探さなくても取り出せるようにしています。このラックのお蔭で部屋もおしゃれな空間になったことも嬉しい限りです。

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05 1月

気分を異国へとトリップさせる方法とは

Posted in 深いところへ on 05.01.16 by Merlyn

友人宅で夕飯をご馳走になった日のことです。東南アジアの旅行が生き甲斐という彼女の家にはガイドブックやその土地に関することが書かれた本がたくさんあります。そこで食事の後にほろ酔い気分で本棚に並んだ書籍を読んでみました。その国の文化や食生活が書かれた本、インテリアが掲載されたおしゃれな作品まで様々なラインナップがあり眺めているだけでも心が躍ります。中でもベトナムやタイのガイドブックにはおしゃれなホテルが掲載されていて、読んでいるだけでも異国の地へ旅に出掛けた気分にさせてくれました。私がとても気に行ったのはタイにある中国のインテリアが施されたブティックホテルでした。色とりどりのランプが天井から吊るされた廊下やロビー、大きなベッドと可愛いオリエンタルな小物で飾られた客室は女心をくすぐります。もしタイに訪れたらこんな素敵な宿に泊まりたいと夢を馳せることができたとてもよい時間となりました。
この日の帰りの電車の中で窓の外を見ながら、私のお部屋も少々模様替えをしてみようかと考えました。海外には行けなくても家を素敵に飾るだけで気持ちも上がるものです。そんなこんなで、その週の休日に民族系の雑貨が並ぶインテリアショップに足を運び、お値打ちものの棚を購入してみました。安く購入したのですが品物は一点ものということもあり、部屋の雰囲気がよい風に変わったことを感じることができました。友人宅で読んだガイドブックのお蔭でとてもよい買い物が出来たことに感謝しています。

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21 12月

天候と向き合うための有意義な読書

Posted in 書庫から on 21.12.15 by Merlyn

雨がこれでもないかというくらいに降りしきる日でも、雷鳴が辺りに鳴り響く嵐の時や大雪で部屋も体も冷たい日でもおうちで読書をしているとここではないどこかへショートトリップできるものです。日本には四季があるのでその時々で大きな天候の変化を伴います。梅雨から夏へと移り変わる季節に起こる稲光と雷と大雨や冬から秋に掛けて降る冷たい雨、真冬の身も凍るような雪やあられ混じりの雨の日など挙げればきりがありません。そんな時にはおうちでゴロゴロ、ぬくぬくと本を読むことでとても充実した楽しい時間を過ごせるものです。曇天が続くと人の心は少々塞ぎがちになりますが、好きなことをして過ごすことを覚えておくととても便利なものです。
そんな私のリラックス方法の一つには大好きな飲み物を飲みながら、本を読む事があります。飲み物は気分によって異なりますが、寝る前ならカモミールやミントのハーブティー、昼間ならコーヒーといったところでしょうか。また気分によっては紅茶やチャイなどを飲むこともあります。そしてこの飲み物と一緒に楽しみたいことに読書があります。雑誌から小説、エッセイまで気分によって読むジャンルは様々です。読書に没頭しているとあっという間に時が過ぎますが、なかなか充実した時間を過ごすことができるものです。そして何よりもこうした心の休息はちょっとした贅沢を感じるものです。そんな楽しみ方を覚えることは人生にとって、大切なことだと思う今日この頃です。

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06 12月

マンガが原作の心温まる映画

Posted in 深いところへ on 06.12.15 by Merlyn

掛け替えのない財産とは何か。それはやはり人間同士の繋がりなのではないかと思います。そんなことを考えるきっかけとなったのは、先日映画館で観た作品からでした。この映画は海のある街を舞台した3姉妹と一人の女の子の暮らしを描いた物語です。この一人の女の子は父親が姉妹達の元を去り新たな家族を築いた時に産まれた子供です。父が亡くなった後4姉妹として新たな家族として生活をスタートさせます。自然豊かな四季折々の風景と供に紡ぎだされる4人の関係はとても穏やかで優しく心温まるストーリーでした。それと同時に女性としての生き方、家族の在り方を深く考えさせる内容で、ラストのシーンでは目頭が熱くなりました。
亡くなった父親は家族を捨て女性と供に暮らしたことは辛い事実ではありますが、この3姉妹に大切な妹を残してくれました。父親がおこなったことは決して褒められた行為ではないけれど、血の繋がりがないとはいえそれぞれを必要として生きる姉妹達の姿を観ていると人にとって大切なことは理屈や頭では解決できないことなのではないかと思います。そしてそこには強い母性を感じました。女性にはこうした感情がもしかすると眠っているのかもしれません。生きてゆくということは自分の力だけではどうにもならないことがたくさんありますが、女性としての感性を大切にそしてよい人間関係に恵まれていれば不可抗力にも揺るがない強い心を持てるのかもしれません。

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