タカラノ書庫より。

こんにちは、こちらタカラノ書庫です(ノ´∀`*) といっても書物らしいものはありませんが、自由な個人ブログとしてゆっくりしていってください。

文字を書くのが苦手だったり、連載を続けることが難しかったりする人にピッタリなのが、SS投稿サイト。ショートストーリーが主流なので、思いついたネタを短期完結でじゃんじゃん書き込んでいこう!

12 5月

古民家を改装したマッサージ店で読書を楽しむ

Posted in 深いところへ on 12.05.15 by Merlyn

数年前のことです。肩凝りや目の疲れで体が滞ってしまった時にマッサージを施してくれるお店を探していました。せっかく行くのであれば雰囲気もよくて心も体も癒される空間がよいと考えながらネットで入念に情報収集を行いました。そして見つけたのは古民家を改装した隠れ家的なお店でした。ホームページもユニークで面白い内容になっていたので直観的にこのお店を予約しました。実際に古民家を訪れてみると写真で見たときよりも趣があり、インテリアはエスニックでとてもおしゃれでした。またスタッフの方々が個性的でお話もとても楽しかったです。古民家のダイニング兼居間にはたくさんの書籍が本棚に並んでいて好きな本を読んでもよいということでした。私は施術後にお茶を飲みながら書棚にある本を手に取りつつ安らぎの時間を過ごしました。小説や体に関するもの宇宙についての作品など興味深いものがたくさんあってどれから手をつけてよいか分からないほどでした。とりわけ東洋医学やインドの医学であるアーユルヴェーダについての書籍は生活にも取り入れることが出来そうな小ネタが満載でよい勉強になったことを覚えています。このお店にはその後何度か通い、行く度に本を読んで帰るようになりました。今は通っていませんが、また是非訪れてマッサージと読書を楽しみたいものです。

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28 4月

地域に密着する大型書店

Posted in 書庫から on 28.04.15 by Merlyn

私の街には地域に根差した大型書店があります。色とりどりのブックカバーが用意されており文庫本を購入するときには自分の好きなカラーを選ぶことが出来ます。本好きな人の心を幸せにしてくれるそんなちょっとした心遣いも嬉しいものです。
先日新装開店したその本屋に買い物に出掛けました。地下街の一角にある広いフロアにはたくさんのジャンルの書籍が並んでいます。特に外国書籍の豊富さには目を見張りました。お手製ポップには書店員のコメントが書かれておりとても興味をそそられます。外国人の著者が描く推理小説やラブストーリーなど、あまり目にすることのない作品に出会うことが出来るのもこの本屋の魅力だと思いました。
その中でも私がとっても気に入ったのは書籍とそれにあった雑貨が並んだユニークなコーナーでした。ガーデニングや植物について書かれた書籍の横には花をモチーフにしたエコバッグが並び、暮らしのエッセイの横にはおしゃれな紅茶の茶葉が入った缶が置かれていました。このコーナーに並ぶ書籍の装丁はおしゃれなものが多く女性の心を掴むものばかりです。日本文学の名作もその棚にあり、赤を基調にした斬新な装丁はデザインの高さも知ることが出来ます。
ここ数年の間で品揃えにこだわりを持ちインテリアにも配慮した書店が増えているようです。散歩や出掛けついでにぶらりと立ち寄ってみると、新しい発見もできて楽しいひと時を過ごすことが出来そうです。

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13 4月

読み手の興味を誘う不思議な小説

Posted in 書庫から, 深いところへ on 13.04.15 by Merlyn

小説の面白さを醸し出す一つには、登場人物のキャラクターがあります。人物像や職業、住んでいる家や日常生活の過ごし方などの背景は物語のキーポイントとなると供にあらすじにも大きな影響を及ぼして行きます。しかし、登場人物達の背景が具体的に現されていない作品も数多くあります。こうしたぼかした表現もまた読み手の興味を誘うものです。
先日とても抽象的な描かれ方をした作品を読みました。家から出ることの出来ない男性とそこに通う女性のストーリーを描いた物語でした。男性がどんな職業についているのかなぜ家から一歩も外に出ることが出来ないのかも書かれていません。また通う女性は看護師の資格を持つ主婦という設定ですが、なぜこの家に通っているのかも最後まで書かれることはありませんでした。この物語では男性が持つ外部との接点は唯一主婦の女性であり、彼女が語るどこか非現実的な挿話を元に2人がコミュニケーションを交わしてゆきます。この挿話がとても奇妙で独特な世界観を描いており物語の魅力を引き立てていました。こういった作品を読んでいると、小説の描き方は様々だと感じます。また読み手のイマジネーションを煽り、より深いストーリーの世界へいざなってくれる作品はとても面白いものです。そして読み終わった後の余韻がとても不思議な感覚を与えてくれます。小説の奥の深さを感じさせる作品だと感じました。

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29 3月

小説を読み返しながら感じること

Posted in 書庫から on 29.03.15 by Merlyn

心境の変化がある時幾度となく読み返したくなる小説があります。10代の時に読んで以来、この物語の大ファンになりました。3人の男女のキャラクターが織り成す最高にかっこよくてとても切ない小説です。この若者達は心に不安や悲しみを抱きながらも自分の道をがむしゃらに生き抜きます。決してよいことだけではなく悩むことが多い青春時代の糧となるタフで力強い小説です。まっすぐな眼差しを持ち目的に向かい一心に進む少年、愛する気持ちと強い信念を持ち続ける女の子、優しく繊細で傷つきやすいガラスのような心をもつ少年。この三者の生き方が絡み合いながらストーリーは進みます。
最初にこの小説を読んだ時、私はまっすぐな眼差しを持つ少年になりたいと思いました。しかし何度も読み返していくうちに私の受け止め方は変わりました。この3人の登場人物は人の心の中にある感情だと感じたのです。人を愛し、夢に向かって強く生きつつも悩み苦しむ中で繊細な心が現れることがあります。それを感じた時に人は弱くて強いものなのだと思いました。いつだって強く前向きでよいコンディションで生きてゆきたいと思います。でも様々な困難に直面すると心が折れる時や人の優しさに甘えてしまうこともしばしばです。そんな色々な経験が人を成長させていくのだと思います。次にこの作品を読むのはいつだろうと考えます。その時はまた登場人物達の新たな発見が出来ることを望みます。

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14 3月

体と心が満たされる飲み物

Posted in 深いところへ on 14.03.15 by Merlyn

心を温めてくれる食べ物や飲み物に関する思い出が誰にでもあると思います。疲れた時や上手くいかないことに気持ちが焦ってしまう時、体と心に栄養補給をすることでいい方向に気持ちを向かわせることが出来ます。最近読んだ推理小説では主人公の心を満たすものに缶コーヒーが登場しました。小さな瀬戸内海の島で暮らす女子高生とクラスメイトの男子は海を見下ろすことができる高台でカフェオレを飲みながら会話をします。暖かくて甘いコーヒーが主人公の心を満たしていたそうです。家庭環境の問題から悩んでいた時に何気ないこの時間が主人公にとってとても貴重な時間だったようです。大人になっても回想シーンで登場しストーリーに花を添えていました。
仕事や家事の合間の息抜きは大切です。好きなものを食べるたり飲んだりすることでホッと一息できることも多いのではないでしょうか。そしてその時間を共にする人も大切な要素になります。甘いものや暖かい飲物と一緒に気のおけない存在の人と会話をすれば心を温めることにも繋がり、もう少し頑張ろうと思えるものです。高価なものではなくても心からおいしさを感じることが出来るものです。そんなお金では買えない幸せを感じることは一番の贅沢なのかもしれません。

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27 2月

古本屋巡りのお供

Posted in 書庫から on 27.02.15 by Merlyn

古本屋が軒を連ねる町には美味しい食べ物屋さんが多く集まるという持論を持っています。古書店がある町は歴史があり多くの人が行き来します。そのため昔ながらの飲食のものから新しいお店まで幅広いラインナップが特徴です。ナポリタンが美味しい定食屋さんや厚みのある懐かしいパンケーキを食べることが出来る喫茶店など特色が豊かで散策も楽しむことが出来ます。中でもお気に入りはたい焼き屋さんです。その界隈に幾つか店舗があり、とても繁盛しています。客層も様々ですがサラリーマンらしき人が家族や会社の同僚にたくさんのたい焼きを購入する姿をよく目にします。お土産として購入しつつもその場で食べることが出来るように1つだけ別の包みに入れてもらいその場で食べる人も少なくありません。私も手土産として購入する時でも、必ずその場で一つは食べることにしています。焼きたてのアツアツのたい焼きはあんこと生地の風味が絶妙です。冷めてもおいしいのですがその場で食べたい衝動に打ち勝つことができません。古本屋街にはたくさんの本屋があるので本屋巡りをしていると1日が過ぎるのがあっという間です。縦横無尽に町を歩き回るのでお腹が鳴ることもしばしばです。そうした街歩きのお供として手軽に食べることの出来るたいやきはとても重宝します。「腹が減っては戦は出来ぬ」という言葉があります。お気に入りの書籍を購入するためにもまずは腹を満たすことが先決です。

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12 2月

夜空にまつわるストーリーを思う

Posted in 深いところへ on 12.02.15 by Merlyn

先日天体観測に参加しました。海辺でお手製望遠鏡を使って星を見上げる会です。天体観測用の望遠鏡で瞬く星や月のクーデターを観察することが出来るのです。この会では20名ほどの女性達と思い思いに夜空を観察しました。またプラネタリウムの制作をおこなっている人から、星座にまつわる神話を聞くこともできました。この神話はギリシャやアテネの神話です。どちらの神話にも恋愛に関するストーリーが刻み込まれています。空に輝く星座には一つひとつ神話が展開しているそうです。ストーリーは嫉妬に苦しんだり、女心の繊細さを描いたものや悲恋に打ちひしがれるものです。何千年もの昔の人間の話ですが、現代を生きる私達と心の本質は変わりません。文明が変化しても人の営みは変わらないのだと実感しました。
神話以外にも小説家や詩人達が星を題材に執筆した作品は数多くあります。私自身もある星座を題材に書かれたお気に入りの小説があります。この作品は抽象的に描かれている中に生と死が交差する胸を打つストーリーです。星は美しいだけではなく、どこか心をセンチメンタルにさせる力があると思います。たまには夜空を見上げて深呼吸しながら、何億光年も昔の人を思い浮かべるのもよいかもしれません。

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29 1月

美術作品集から学ぶこと

Posted in 深いところへ on 29.01.15 by Merlyn

あるテレビ番組で浮世絵の特集を観てからというもの、その世界観にとても興味を持ち始めました。特徴的な色彩と絵心で書かれており、今の時代を生きる私達も楽しむことができます。浮世絵は今でいう「風刺マンガ」だそうです。トンチや辛口な風刺が効いているのはそのためです。当時人気の高かった歌舞伎役者や有名な大名などが描かれているのは、現代社会に例えると「マスコミを賑わす人達」なのかもしれません。作品の注釈を読むことや説明を聞くとで、当時の時代背景を楽しく勉強することもできます。そんな浮世絵の世界に魅せられて、特別展を観に美術館へ足を運んだことがあります。週末の朝早く訪れたにも関わらずたくさんの人がつめかけていました。人気の高さに驚いたほどです。描かれている人物や動物の表情や仕草がとても滑稽でユーモラスに飛んでいました。また着物のデザインなどがとても美しくセンスがよいので美術作品としての質の高さも感じることができます。鑑賞後はポストカードと本を購入しました。本はとても分厚く、今回の展覧会で展示されている作品を始め、浮世絵師の書いた絵が網羅されている内容でした。家でこの書籍を観る時は難しいこと余り考えずに視覚に入ったものをただ楽しむことにしています。色彩の豊かさをこの作品集から学ぶことは、日常の洋服のコーディネートやメイクにも取り入れることができるからです。歴史を学べてファッションにも活かせるこの書籍は私のマストアイテムとありつつあります。

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11 1月

工夫を凝らした古本屋の楽しみ方

Posted in 書庫から, 深いところへ on 11.01.15 by Merlyn

大人になっても時には童心に帰る時間を大切にしたいものです。そんな気持ちから本を購入する時に一工夫加えた方法を取り入れています。それは500円以内でお気に入り書籍を見つけるという方法です。休日に家から電車で1駅のところにある古本屋を訪れ500円という予算を決めて買い物を楽しみます。比較的大きなお店ということもあり品揃えもお値段も豊富です。古い文庫本や単行本は1冊100円位で購入出来ることも少なくありません。そのため500円で数冊の本を購入することが出来るのです。この買い物方法は駄菓子屋を訪れた幼少時代の記憶が蘇ると同時に、大人になってからはあまり経験できない新鮮さも味わうことができます。掘り出し物に出会えたり、新たなジャンルの書籍と出会うこともこの買い物の楽しみです。
最近では海外に住む人が日常生活を綴ったエッセイや移動時間で読む短編小説などをよく購入します。また表紙や装丁がおしゃれでセンスのある作品を一目惚れして買うこともあります。これはレコードやCDを「ジャケ買い」する感覚にもどこか似ていると思います。こうした書籍はインテリアの小物としても部屋に飾ることも出来る代物です。
書店を訪れる楽しみかたは千差万別です。500円玉で買い物をすることはお財布にも優しい有意義な楽しみ方なのです。

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29 12月

本を通じて人と出会う

Posted in 書庫から on 29.12.14 by Merlyn

私は至って普通の人間ですし、特に変わった趣味を持っているわけではないと思っています。しかし、なぜか、なかなか同じ本を読んでいらっしゃる方にお会いする機会がありません。ドラマ化、映画化された東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズを読んでいたときでさえ、電車の同じ車両・プラットホーム、どこでも同じ本を読まれている方はいませんでした。気が付かなかっただけかもしれませんが、皆さん違う本を読んでいたように記憶しています。
そして、友人ともなかなか本の趣味が合わず、同じ本を持っている人が身の周りにおりません。どれだけ発行部数の多い本でも、語り合える友人がおらず寂しい思いをしていたのですが、つい最近SNSでやっと同じ作家さんが好きだとおっしゃる方に出会えました!
きっかけはふと呟いた安部公房さんの「他人の顔」という本だったのですが、遠方に住む女性が「私も安部公房さんの本を持っています」とお返事を下さいました。二人とも、趣味の合う人が周りにいないという共通点もおまけについてきて、毎日彼女と仕事の後はSNS上でメッセージを送りあい、本の薦めあいをしています。持っている本もあれば、気になっていた本、未読の本も多々あり、読書を趣味とする友人に感謝の日々です。

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